「そうやが そうやが(=そうだ)」。フキ味噌の微妙な味付けが出来ない、天ぷらがアブナイと、嘆いていた私はオオバカもんでした。不足ばぁーのたまって。
今朝目覚めて思い付きました。そう思いつめなくても、季節の香りを楽しむスベはいくらでもあることを。相変わらず、「下衆の後知恵」な私。手にとって、鼻を近づける・・・。思えば、それだけでも充分なことなのでした。
が、まずは、花材として使うことも出来ました。朝露が落ちる前にポキッポキッ。トウが立ってしまった大きな物を、少しヒビが入ってしまったお気に入りの小鹿田焼の茶碗へ入れてみると、思った通り。やわらかな薄緑は早春の色。玄関がパッと華やかになりました。
そして、これから庭で開いてくる物は、細かく刻んで、味噌汁の浮き実にしましょう。プーンと、春の香りが立ち昇ることでしょう。明日から早速です。私の心も一新です。