↑ 山陰本線から見えたコバルトブル-の海の美しさには息を呑みました
昨日、最後の青春18切符で、山口県の仙崎から長門湯本温泉を周って来ました。
初めて乗った山陰本線と美祢線、その車窓からの景色に感動したり、途中下車して
立ち寄った場所は、どこものんびりとした空気が流れ、私の心にしみ渡りました。
↑ 仙崎にある、金子みすづ記念館
長門市駅到着後、まずは仙崎へ。ひと昔前までは、漁港として、北前船の寄港地として、
捕鯨基地として、大変な賑わいを見せた町だそうですが、今ではその面影もなく、
ひっそりとしたものでした。
仙崎では、近年、再評価されている童謡詩人・
金子みすづ記念館へ向いました。
誰もが見落してしまうだろう小さな事柄にさえ心を寄せた、やさしい言葉で綴られた
みすづの詩、心の中にスッと入って来て、やすらぎを与えてくれますね。
そして、美祢線で途中下車して立ち寄った長門湯本温泉では、「恩湯」を満喫しました。
← 公衆浴場の「恩湯」の建屋、風情ある佇まいでした
↓ 湯本温泉街、桜が満開でした
最後の青春18切符の旅は、何度も列車を乗換えしながら繋いだせわしい旅でしたが、
返ってそのことで見知らぬ町を肌で感じることが出来、より心に残った長門路でした。