磯の香り高い ”おきゅうと”
朝から照りつける太陽、今日は雨の心配もなさそうです。
梅の土用干しも終わりましたので、お盆のご馳走”おきゅうと”作りの準備を始めました。
福岡の夏の郷土食”おきゅうと”ですが、この辺りではお盆のお客様用によく作ります。
農協に注文していた玄海産の”おきゅうと草(エゴノリ)”を洗って、
不純物を取り除き、天日に干して乾燥させます。
この作業が意外と大変・・・
私は下ごしらえをするのは初めてで、母の指導の元、汗を拭き拭き頑張りました!
”やおないばい!”(=筑豊弁で 容易でない の意味)
以前、雑誌サライで、新潟県の佐渡島の”いごねり”を紹介していました。
”おきゅうと”と原材料も作り方もそっくり同じものでした。
形も同じで薄く伸ばして固めて、クルクルと巻く巻物です。
(こちらの市販品はほとんどが巻物形ですが、我が家では四角に固めます)
本には、”おきゅうと”が日本海を北前船で北上して佐渡島へ”いごねり”として伝わったのか。
と書かれていました・・・なるほど、納得です。
乾燥したおきゅうと草を水をかえて何度も洗う
不純物を丁寧に取り除く
天日に干して乾燥