友人から工房ミツコへ依頼がありました。お店で使うガラスコップに敷く刺し子を10枚位。サイズは9センチ角。
ちょうど梅干やラッキョ仕事の頃。気忙しい季節が巡っていましたから、最初は妙に躊躇していた工房主でした(既に陣頭指揮は世代代わりをしているのですが・・・)。
が、そこは根っからの縫物好き。「頼まれたら、はよ(早く)せんと うちも忙しいとよ」。そう言いつつもまんざらでもない顔。早々に縫い上げて納品したのでした。
友人によればお客様からの評判がよろしく、おかげで会話も弾むとのことでした。ただただ好きで作り溜めても、ここではそう世の目に触れる機会がありません。お店で披露してもらい、こちらこそありがたいことでした。
歳を取っても人様の役に立つ嬉しさ。何より受ける刺激は元気の源。只今満足顔の工房主です。