5升、3升、1升の石見焼の甕です。石見の粘土は、塩分に強く、耐酸性に優れていて、我が家では昔から漬物や味噌甕用にと使っています。
見るからに用を足すだけの道具然とはしていますが、私はこの寡黙に勤めを果たしてくれる石見焼の甕が大好きです。昨年、改めて石見地方を回ってみて、一層愛着の度が増しているところでもあります。
写真は梅干用で、そろそろ出番といきたいところですが、久方ぶりにのぞかせた今日の青空も明日のお昼までとか。この空が4,5日続けば良いのにと、恨めしそうに空を見上げて見えるのは私だけ・・・?
ちなみに手前の1升甕には昨年から漬け込んでいる紅生姜が。そして、右の3升用には、2月の沖縄で買い求めた自然塩で漬ける梅干を入れる予定です。