沖縄より戻ってから、有難いことに忙しくしていました。それプラス、日々の暮らしに追われ、気がつけば、11日からは倉敷へ。今月は旅行のため、診察日を一週間延ばしてもらったのでした。沖縄で過ごした3日間の記憶が、いつもの慌しい生活の中で薄まってゆく寂しさを感じる今日この頃です。
それでも、大宜味村の湾内に植えたオヒルギの苗木のことを思ったり、集落のオバチャン手作りのシークァーサー入りサーターアンダギーのお土産を頬張ったり、崎山のオジイが目の前でチョチョイとサトウキビで作ってくれた、キジムナー(古木のガジュマルの根元に住むという精霊)の歯ブラシを見ていると、今だ思い出は新鮮です。
念願の「月桃」の苗は鉢に移し、これも市場(場外)のオバチャンから買い求めた田芋と黄人参の島野菜をそれぞれ料理して、この旅の短い自由時間の中で手に入れた、沖縄の焼き物「やちむん」にのせて味わったりと、毎日小出しに旅の思い出に浸っているのが私の近況です。