日曜日の玄関でのひとコマです。もちろん我が家ではみかんを作っていませんから、その選別作業をしているワケではありません。
これは先のお出かけで出合って以来、すっかり「原口みかん」に惚れ込んでしまった私が、早速、西海町特産物直売所「よかところ」から、持ち帰った生産者のみかんを送ってもらったのでした。何とも便利な世の中ですよね、電話一本で旅の思い出が甦るのですから。
この「原口みかん」はコクのある甘さや袋のやわらかさが特長です。その上、日持ちがするのも嬉しいところで、冬場のビタミンC補給の他、年末のみかん餅にもたっぷり入れて、まるごとまんまの味を楽しみたいと思っています。
さて、このみかんをせっせと並べているのが母の手。来る地区の門徒での忘年会に差し入れすると、眼球鋭くより大きな玉を選んでいる図で、合計54個を選別していました。
まあ、納屋へ持って行ってやればいいものを、せっかちに玄関先で広げていたものですから、隠しようがありません。人が出入りする度に5個、10個のお裾分けに・・・、届いた15キロが最後には長ショウケいっぱいに迄減ってしまいました。でもこんなに美味しいのですから、分けてあげたい気持ちもうなずけます。忘年会ではみなさんに喜んでもらえたようで、満面笑みで戻って来ていました。