厳しかった残暑も和らいできました、雨が続くと随分涼しく感じます。
去年、裏庭の脇に植えた”矢羽根ススキ”の穂が咲きそろいました・・・
尾花にならない今が一番きれいですね、銀色に輝いて揺れています。
数年前から”ススキっていいな~”と思い始めました。
ちょうど退院して自宅療養を始めた頃です。何となくススキを自分の姿に重ねてはかなく見えていたのが、気持ちと体調が落ち着いてくるとしっかり根を下ろし決まって秋になると咲き出すススキが好きになりました。
その頃住んでいた広島の山の中、標高が600から700もあるので、いたるところにススキがありました。穂の色も金と銀があるのです・・・
一番心に残っているススキの風景は、ロ-カル線の両脇に咲いたたくさんのススキが列車が通るたびに繊細な姿を揺らす様子です。それはそれは見事なものでした!
ドライブがてら道端に咲いている吾亦紅や萩、野菊などを拝借して大振りの壷に投げ入れるのも慰めの一つでした。本当に懐かしいですね~!