いつでも買えるのに、なぜか買うのを後回しにしている物ってありますよね。今日紹介する竹のミニばさみがそれでした。
最近、コーヒーの砂糖に和三盆入りミニ角砂糖を使うようになって、ますますその存在が気になっていたのですが、決定打になったのは、口うるさい叔母からのするどい指摘からでした。
「あんたね、うち(私)は身内やから指で取ってもなーも思わんが、このまんま人に出したら汚なかろうもー、つまらんばい!あんたとあろう者が・・・」「そんくらい、分かっとーくさ!、考えとーもんがあるとちゃ!」、と切り返えしたものの、自分でも分かりきったダメ出しに、バツが悪かったのでした。(川筋女同士の会話は、まるでケンカ腰です)
昨日、用事で小倉まで出たついでに、やっと念願の品を買い求めてきました。頭の中には、冬のバーゲンで買おう、と非常にセコイ気持ちがあったものですから。
使ってみると、このミニばさみ、結構使い勝手がいいのです。定番のお茶請け、ザボン漬をつまむのにも使えて、お茶の時間がまた楽しくなりました。こんな小物でさえ、暮らしに潤いを与えてくれるのですから、あなどれませんよね。
さあ後は、あの口うるさい叔母を呼んで、鼻高々にお披露目しなければいけません。「これでよかろうもん、どげね?」