我が家の台所ではよく
擂鉢を愛用しています。面倒くさいと思われがちな擂鉢ですが、胡麻を擂ったり、和え衣を作ったり、そして時には盛鉢にもなる便利な道具だと思います。
擂鉢はただ単に料理の道具だけではなく、会話の道具でもあるのではないでしょうか。ぬれ布巾を敷いた上での一人作業はさて置き、二人での時には、そこが料理伝授の場であったり、世間話に花が咲く場でもあるからです。
今日は、定番のホウレン草の白和えを作りました。まずは炒り立ての胡麻をゴリゴリと擂り、胡麻用の小壷へ移した残りに材料を加えてゆきます。擂り目に詰まった胡麻掃除ですね。豆腐が次第にペースト状に変化して、あっという間に白和えが出来上がります。
白和え衣の作り方
材料)・・・全て適量
木綿豆腐、三温糖、塩、からし(好みで)、胡麻、カスピ海ヨ-グルト
作り方)
木綿豆腐は水切りしたものを擂鉢で滑らかになるまでよく擂り、
三温糖、塩、からし、胡麻を加えて更に擂ります
味付けはお好みで、味見しながら加減して下さい
和え衣が硬いようなら、カスピ海ヨ-グルトで伸ばします