先月小倉で行われた西日本陶磁器フェスタで
石見焼の窯元にお願いしていた甕が送られて来ました。この甕は糠漬け用にとお願いしていたものです。これまで安物のタッパーで漬けていましたが、そろそろちゃんとした物が欲しいと探していたところでした。
探して歩いた荒物屋さんではホーロー製を勧められましたが、酸と塩に強い石見焼の甕のことが頭をよぎり決心がつかなかったのです。今まで待っていたカイがあったというものです。
お願いしたサイズは口径18センチ×高さ20センチ(蓋込み)で、これは夏場に我が家の冷蔵庫に入る大きさ。甕の色は清潔感のある白釉にしてもらい、模様はシンプルに櫛目も考えましたが、やはり石見焼らしい緑釉のかけ流しに。後は出し入れしやすいように、落とし蓋に作ってもらいました。
小市民の私は、イメージだけで大きさをお願いしたものの、やはり届くまで不安な毎日でした。しかし、届いてみて、こうやって形になると意外に大きくて、想像通りの出来上がりに安心しました。あの時窯元の方のアドバイスに従って良かったです。お陰様で私の糠漬けライフも楽しいものになりました。江津の宮内窯さんありがとうございました。