↑ 今しか食べれません・・・カナギチリメン
年に一度の旬の味、新物のカナギチリメンが出回っています。
さすがにこの時期、シラス干し(片口イワシ)を買うのはひかえてしまいます。
カナギは”イカナゴ”の異名で、小女子(コウナゴ)とも呼ばれています。
小筋(1.5~4㎝)で青みがかったものが好まれ、
乾物屋さんでは食べる時期を逃さないようにと、熱心に呼び込みがされます。
例えば・・・
”カナギがやおい(やわらか)で美味しかろ-が~!カナギを買わな!”
と言う具合です。よその土地の人が聞けばちょっとアレですが・・・
シラス干しに比べて締まった食感、味が濃く、香りも強いです。
私はシンプルにこのままを熱いご飯にのせて食べるのが好きですが、
おろし用の春大根をすりおろして一緒に食べるのも美味です。
もちろん酢の物にも合います。
ちなみに4~6㎝のものは明石名物”イカナゴのクギ煮”になります。
食の地域差もありますが、新物のカナギチリメンを見かけたら、
ちょっと気にかけてみて下さい。