引き続き、倉敷での話です・・・
診察室を出たのがちょうどお昼、最後の検査まで2時間も空いてしまいました。
主治医から検査結果を聞いて、気分が舞い上がっていたのでしょう・・・
背中に羽が生えたような気になって、美観地区まで散歩に出かけることに。(笑)
実は前日寄って気になっていた器が、倉敷民藝館の売店にあったのです。
それは、沖縄のやちむんの”蓋物”
↑ ツマミの元に少しだけ掛かった緑青色が気に入りました
吉備路で見たタンチョウの頭上の赤が印象的だったのでしょうね
病院へ戻る時間との戦い?の中、
我が家の冷蔵庫に入っている”金柑”や”ちりめん山椒”を想像して、
じっくりと、それでも急いで、選びに選んで決めました。
この器は、この日の私の気持ちの現れの品となりました。
精神衛生上、極めて健全ですよね!(言い訳 笑)
そして、病院への帰り道・・・
美観地区の堀端の柳の芽が少し膨らんでいました。
それに日差しのせいか?吹く風や水も緩んで、春の気配を感じ、
気持ちがよかったです。
← 美観地区の一等地にありながら、
いつも留守な民芸陶器のお店
↓ 倉敷民藝館に飾ってあったお雛様、
長野・道祖神の拓本です
最後の検査が終わって病院を出たのが午後3時。
何回も列車を乗り継いで、ようやく家にたどり着きました。
忙しく過ぎた2日間でしたが、たくさんの人の優しさのお陰で、
心穏やかに過ごすことが出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。