お弁当箱に今朝の栗ご飯と昨晩のおかずを詰めておひとり様ランチ。
会社勤めを辞めてから、使う機会の少なくなったお弁当箱ですが、このような使い道も目先が変わって楽しいですね。小さな、限られた世界に詰めるだけで、「ごっつお」に見えます。
R314を北上。山陽と山陰の分水嶺を越え、旧横田町(現奥出雲町)で求めた栗の木をくりぬいたお弁当箱。出雲横田駅近くで開かれていた、どこかの工房の展示会でした。
奥出雲のあの辺り、晩秋の頃を思い出すと、今でも郷愁を誘われる私です。
日暮れの早い晩秋の谷間。その中に佇む家々は整然としていて、静かさの中、ハッと目を惹く柿の実や、軒下にズラーリと積み上げられた冬支度の束木。
でもやっぱり花より団子で、外せないのは道中の出雲蕎麦なのでした。割子や釜揚げ蕎麦が食べたくなりましたね・・・。